バロックジャパンリミテッド(3548)から株主優待と配当金が届きました!100株保有で、年2回2,000円分のクーポンがもらえるのが嬉しいところです。
ただ、自分はファッションに詳しくなく、普段は全身ユニクロで同じ服を着回すタイプ。センスに自信がないので、過去2回の優待は結局すべて彼女にプレゼントしました。
彼女は後日AZUL BY MOUSSYで買い物をして、デートのときにその服を着てきてくれることがあります。そんな姿を見ると「優待っていいな」と思えるんです。
でも、今回こそは自分で選んでみようかな?と少し悩み中。
そんなわけで、「バロックって他にどんなブランドがあるんだろう?」と気になって、認知度の高い順に調べてみることにしました。
バロックジャパンってどんな会社?
バロックジャパンリミテッド(証券コード:3548)は、「MOUSSY(マウジー)」や「AZUL BY MOUSSY(アズール バイ マウジー)」などの人気ブランドを展開するファッション企業です。全国のショッピングモールやファッションビルに店舗を構え、主に20〜30代の女性をターゲットに展開しています。
企画から製造・販売までを自社で行うSPA(製造小売業)モデルを採用し、海外展開にも力を入れているグローバル企業でもあります。
私がこの銘柄に興味を持ったのは、正直に言うと「高利回り」に惹かれたからでした。優待と配当を合わせた総合利回りが高く、「これはお得かも」と思って勢いで買ったのが始まりです。
でも、優待をもらってから気づいたんです。
自分、あまり服に興味なかったんだなと(笑)。
全身ユニクロで同じ服を着回す生活なので、「優待を活かしておしゃれな服を買う」みたいなタイプではなかったことに後から気づきました。

そんなわけで過去2回の優待はすべて彼女にプレゼント。彼女がAZULで買ってきた服をデートの時に着てくれるのを見ると、「まあ、これはこれで良いのかも」と思っています。
株主優待はどう使える?実際の内容と利回り
バロックジャパンリミテッドの株主優待は、毎年2月と8月の年2回、100株以上保有している株主に2,000円分のクーポン券が送られてくる仕組みです。公式通販サイト「SHEL’TTER WEB STORE」や、MOUSSY・AZULなどの直営店舗(一部除く)で使うことができます。
実際に届くのは紙のクーポンで、有効期限はそれぞれ約半年間。セール品にも使える上に、通販では送料も無料になるため、使い勝手はかなり良い方だと思います。
とはいえ、私のようにファッションに疎いタイプからすると「で、どのブランドで使えばいいの?」と毎回悩むことに…。結局、自分で使うのは諦めて、過去2回とも彼女にプレゼントしてしまいました。

ちなみに、2025年5月時点の株価は約779円。100株保有で必要な投資額は約77,900円。もらえる優待と配当を合わせた利回りは以下の通りです。
📊 総合利回り(2025年5月現在の目安)
- 優待:4,000円/年(2,000円×2回)
- 配当:38円×100株=3,800円(税引前)
- 合計:7,800円/年
➡︎ 利回り:約10.0%(税引前・概算)
高配当株としてもなかなかの利回りですが、優待を活かせるかどうかは“服に興味があるかどうか”に左右されるかもしれません(笑)。私のようにピンと来てない人は、「誰かにあげる前提」で考えるのもアリです。
ちなみに、最近この優待制度が拡充されたという話もあり、長期保有するほどお得になる仕組みが整ってきています。そのあたりは次章で詳しくご紹介します。
2025年から優待が拡充!どこが変わった?
2025年5月、バロックジャパンリミテッドは株主優待制度の大幅な拡充を発表しました。
2025年8月末の権利確定分から適用される新制度では、これまでよりも保有株数と保有期間に応じて、もらえる優待の金額が大きく増えるようになります。
🔁 主な変更ポイント(2025年8月から)
✅ ① 長期保有で優待額が大幅アップ
- 100株保有:年間4,000円分(変更なし)
- 500株以上で、最大24,000円/年に増額
- 1,000株以上を3年以上保有で、年間最大52,000円分!
※従来はここまでの優待額はありませんでした。長く持てば持つほどお得になる設計です。
✅ ② 優待券の利用制限が大幅緩和
これまで「1回の買い物で最大2枚(4,000円分)まで」という上限があったのが、
新制度では最大13枚(26,000円分)まで一度に使用可能になりました。
「まとめて使えないと面倒」「小刻みに使うのは難しい」という声に応えた改善です。
📈 実際の利回りイメージ(例:1,000株×3年以上)
- 株価779円 × 1,000株 = 約77.9万円の投資
- 年間優待:52,000円
- 年間配当:38,000円(税引前)
→ 総合利回り:約11.5%(税引前)
※2025/5/29時点株価

長期保有することで「配当+優待」で2桁の利回りも夢じゃありません。
特に、優待を活用できる人にとっては、金額のインパクトが大きくなったことで実質的な“服の補助”としても機能するようになってきました。
ただし、自分のように「服にあまり興味がない人」にとっては、額面が増えてもやっぱり使いこなせるかどうかがカギ(笑)
次章では、「そもそもバロックってどんなブランドがあるの?」というところを、認知度順にわかりやすく整理してご紹介します。
認知度順で見るバロックのブランド一覧
バロックジャパンリミテッドは、多彩なファッションブランドを展開しています。以下は、出店数やSNSフォロワー数、公式サイトでの掲載順などを参考に、一般的な認知度の高い順に並べたブランド一覧です。
🥇 1位:MOUSSY(マウジー)
バロックの旗艦ブランドであり、2000年に渋谷109で誕生。デニムを中心とした都会的で洗練されたスタイルが特徴で、20〜30代の女性を中心に高い支持を得ています。SNSフォロワー数も最も多く、ブランド認知度はトップクラスです。
🥈 2位:SLY(スライ)
2002年にラフォーレ原宿でスタート。モードとストリートを融合させた個性的なデザインが特徴で、ファッション感度の高い若年層に人気があります。出店数やSNSでの露出も多く、MOUSSYに次ぐ認知度を誇ります。
🥉 3位:AZUL BY MOUSSY(アズール バイ マウジー)
2008年に誕生した、MOUSSYのカジュアルライン。ショッピングモールを中心に全国展開しており、男女問わず幅広い層に親しまれています。手頃な価格帯とシンプルなデザインで、日常使いしやすいブランドです。
🎖️ 4位:RODEO CROWNS WIDE BOWL(ロデオクラウンズ ワイドボウル)
アメリカンカジュアルをベースにした、ポップでエネルギッシュなスタイルが特徴。ファミリー向けのラインも展開しており、幅広い年齢層に支持されています。出店数も多く、ショッピングモールでの認知度が高いブランドです。

👗 その他のブランド(認知度順)
- rienda(リエンダ):フェミニンでセクシーなスタイルを提案。大人の女性に人気があります。
- ENFÖLD(エンフォルド):上質でミニマルなデザインが特徴。30代以上の女性を中心に支持されています。
- RIM.ARK(リムアーク):シンプルながらも個性を感じさせるデザインで、感度の高い層に人気。
- LAGUA GEM(ラグア ジェム):ストリートとヴィンテージを融合させたスタイル。若年層に注目されています。
- STYLEMIXER(スタイルミキサー):SNS映えを意識したシンプル&ミニマルなデザイン。Z世代に人気。
- HeRIN.CYE(ヘリンドットサイ):独自の色使いやシルエットが特徴。ファッション感度の高い層に支持されています。
- R4G(アールフォージー):アニメやゲームとのコラボを展開する、オタクカルチャー×ファッションブランド。
このように、バロックジャパンリミテッドは多様なブランドを展開しており、それぞれ異なるターゲット層やスタイルを持っています。株主優待を活用する際には、これらのブランドの特徴を参考に、贈る相手の好みに合ったブランドを選ぶと喜ばれるでしょう。
次章では、これらのブランドの中から、実際にどのようなアイテムが人気なのか、具体的な商品例をご紹介します。
自分で選ぶ?それとも彼女に任せる?
ここまでバロックジャパンリミテッドの株主優待やブランドについて見てきて、あらためて思うのは――
「服に詳しくない人にとって、優待の使い道ってけっこう悩ましい」ということです(笑)。
私自身も、過去2回の優待は結局すべて彼女にプレゼントしてきました。
自分で選ぶ自信もセンスもなく、結局「彼女の方がうまく使ってくれるだろう」と手渡して終わり。
でも、その彼女がAZUL BY MOUSSYで買い物して、後日その服を着てデートに来てくれる――
そんな瞬間を見て、「あ、株主優待ってこういう使い方もアリなんだな」と実感しました。

2025年からの制度拡充で、長期保有や保有数に応じて優待額が大幅に増えるようになり、
“どんなふうに活かすか”がこれまで以上に問われる制度にもなっています。
たとえば、
- センスがあるなら自分で選んでプレゼントするのも楽しい
- 自信がないなら素直に「これで好きなもの買って」と渡してもOK
- セール品にも使えるから、一緒にECサイトを見ながら選ぶのもアリ
――と、無理に“使いこなす”必要はありません。
優待を通じて、誰かがちょっと喜んでくれる。
それだけでも、バロックの優待は「数字以上の価値がある」と思っています。
まとめ
バロックジャパンの株主優待は、ファッションに詳しくない自分にとっては正直ハードルが高いものでした。けれど、誰かに喜んでもらえる手段としては十分すぎる価値があります。
優待の使い道に悩んだら、無理に自分で選ばず、相手の好みに任せてしまうのもひとつの手。
服に詳しくなくても楽しめる――それが、バロックの優待の魅力かもしれません。
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