みなさんは普段、期待値を意識して生活することはありますか?
こんにちは!ねずみのかぶ栽培をお読みいただきありがとうございます。
このブログでは夢の国に行くための資金づくりとして、お得を駆使しながらかぶ栽培(株式投資)をする過程をご紹介しています。
今回は、期待値を意識した生き方についてお話しします。
期待値を理解し、感情ではなく論理的に行動することで、より良い結果を得ることができることを、最近話題になった「造船太郎のMEGA BIG」や、ギャンブルや投資に関連する具体例を通して説明していきます。
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期待値をわかりやすく解説!
期待値とは、ある選択や行動の平均的な結果を示す数値です。
例えば、投資やギャンブルで、リターンと損失の確率を計算し、長期的に得られる結果を予測するために使います。
期待値 = (利益 × 利益の確率) + (損失 × 損失の確率)
ここで重要なのが大数の法則です。大数の法則とは、試行回数を増やすほど、結果が理論的な期待値に収束するというものです。
つまり、1回や数回のギャンブルや投資では、偶然により結果が大きく異なる可能性がありますが、回数を重ねることで結果は期待値に近づきます。
この法則は、長期的に正しい選択をし続ければ、最終的に期待値通りの結果が得られることを示しています。
期待値を理解し、冷静に行動すれば、短期的な運に左右されずに長期的な成功を目指せるのです。
造船太郎のMEGA BIGの話
2024年に話題になった「造船太郎」さんによるMEGA BIGの話は、期待値を見極めた成功例です。
通常、宝くじのようなギャンブルは期待値が1を大きく下回るため、長期的には損をすることがほとんどです。しかし、この時は台風による試合中止やキャリーオーバーの影響で、MEGA BIGの期待値が一時的に1を超える(プラスになる)という稀な状況が発生しました。
造船太郎さんは、この一瞬のチャンスを見逃さず、7350万円を投じて最終的に2億円以上のリターンを得ました。このような状況では、資金力がある者がそのチャンスを最大限に活用できます。
しかし、その背景には、バカな貧乏人がワンチャンを信じて宝くじを買っては外れ、キャリーオーバーを膨らませた結果があるのです。
つまり、期待値を意識せず感情的に行動した人たちが損をし、そのお金を賢く期待値を計算して行動した人が手に入れたという構図です。
期待値がプラスのギャンブルとマイナスのギャンブルを見極める
一般的に、パチンコやスロット、競馬、競艇などの公営ギャンブルは、長期的には期待値が1を下回り、プレイヤーに不利なように設計されています。
たとえば、パチンコの還元率は85%~90%、スロットは設定によって95%程度、そして公営ギャンブルの還元率は75%前後です。
これらのデータからわかるように、長期的にプレイを続けると負ける可能性が高くなる仕組みです。
一方で、「ギャンブルは悪い」「ギャンブルで勝つことは不可能だ」という先入観を持つ人が多いですが、冷静に期待値を計算し、チャンスが来た時に行動できる人は、ギャンブルでも利益を得ることができます。
例えば、MEGA BIGのように、キャリーオーバーや特殊な条件が重なり、一時的に期待値が1を超えることがあり、その時こそが利益を狙うチャンスです。これらの状況では、資金力がある人が期待値がプラスに転じた瞬間を狙って大量に賭けることで、大きなリターンを得ることが可能です。
ただし、こうしたチャンスは非常に稀であり、通常の状況では期待値は低いままです。また、期待値の中には「時間」という要素も含まれます。
長時間にわたってギャンブルを続ければ、期待値に近い結果が出ることが多く、たとえ一時的にプラスの期待値が発生しても、そこで得られる利益が、プレイに費やした時間やリソースを上回るとは限りません。
このように、ギャンブルには基本的には手を出さない方が得策です。しかし、期待値が大きくプラスに傾くような特殊な状況が発生した際には、そのチャンスを逃さず行動する勇気が必要です。
重要なのは、感情ではなく論理的な判断で行動し、冷静に状況を分析し続けることです。そして、いざチャンスが訪れた時には、すぐに動ける準備を整えておくことが成功への鍵となります。
Amazonコインの期待値
2024年には、Amazonコインのサービス終了に伴う返金の話も注目されました。通常、Amazonコインは10%割引で購入できるため、その時点では期待値はマイナスです。
しかし、サービス終了によって、1コイン=1円で返金されることが決まりました。この瞬間、10%割引で購入していた人たちは、期待値がプラスに転じたのです。ここでも、期待値がプラスになる状況を見逃さないことが重要です。
株式投資における期待値
私が日々実践している高配当株投資も、期待値を意識した戦略です。株式市場では、長期的に期待値がプラスである銘柄を見極めて投資することが重要です。
特に、高配当株は安定したリターンを見込めるため、長期的にプラスの期待値を持つことが多いです。また、インデックス投資も、過去のデータに基づくと期待値がプラスとなる傾向があり、私が目指すFIREの達成には適した投資法です。
株式投資における期待値の考え方は、感情に流されず、冷静に数値で判断することが肝心です。特に、相場が下落しているときに感情的に売却してしまうと、期待値に基づいた利益を逃してしまうことになります。
だからこそ、感情を排除し、無感情で投資を継続することが重要です。
感情ではなく論理的に動く
期待値を意識した生き方では、感情に支配されてはいけません。ギャンブルや投資において、感情的な判断は損失を生む可能性が高いです。期待値がプラスの状況を見極め、冷静に実行することが大切です。
理想的な姿は、実行中は無感情で淡々と取り組み、行動が終わった後に結果を喜ぶことです。例えば、造船太郎さんがMEGA BIGで大金を投入した際も、おそらく冷静に期待値を計算し、感情を排除して行動していたはずです。そして結果が出た後に、勝つべくして勝ったことに喜びを感じたでしょう。
このような姿勢こそが、期待値を意識した成功への鍵です。私も高配当株を栽培しながら、常に冷静にリスクとリターンを見極め、感情に振り回されない投資を続けています。
まとめ
期待値を意識した生き方は、論理的な判断をもとにして、長期的に利益を得るための重要なスキルです。
ギャンブルや投資において、期待値がプラスになる瞬間を逃さず、冷静に行動することで、感情的な失敗を避けることができます。
私も期待値を意識しながら高配当株の栽培を続け、FIREを目指していきます。
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